LPM-0206 CLOSEUP 02 about LPM-0206 from KAZUTAKA OITA ~キーボード 笈田和孝 LPM-0206 『 destiny 』 を語る!!~
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(スタジオでの現実)
キーボードを弾く
(スタジオでの理想)
今回のLPM-0206『destiny』は、ボーカルsakiが昔やっていたコピーバンド時代に、作ってあたためていたという曲を、ラブピースモードでカタチにするといったプロジェクトでした。その辺の話は、前回のsakiのクローズアップで書かれていますので、そちらをご覧いただけたらと思います。
自分はアレンジャーという役まわりでしたが、ただsakiの作ったメロディーラインに、sakiの考える曲の雰囲気を考慮してアレンジするだけでは、アレンジや打ち込みの作業をするのが好きでない自分としては面白くなかったので、自分がこの曲をアレンジする意味合いはどこにあるのかを考え、個性をできる限り出していく方向で作業を行っていきました。Aメロなんかは個性が出たアレンジになったんじゃないかなと自負しています。それと、そろそろアルバムのことを考える意味では、何でもかんでも詰めましたというようなアルバムになってしまわないように、他の5曲との統一感を出していくことも意識してアレンジしていました。
早いもので、リリースしてから2週間以上が経ちましたが、今改めて完成したものを聴いてみると、歌ってて気持ち良い、爽快感のある楽曲に仕上がったと思います。今回完成したのが、リリース日の前日ということもあり、いつもだったら、iPod、騒音の多い街中、家のコンポや車の中といったような、さまざまな環境下において、何度も何度もモニタリングを行い、それらの環境で良く聴こえているのかを確認してからリリースしていますが、今回はそういった時間が全然取れなかったのがとても残念でした。次回はもう少し時間に余裕をもたせ作業を行いたいと思います。
とはいっても、時間の許す限り、良い曲を目指してメンバー一同、一生懸命作りましたので、お耳に合うかわかりませんが、一度聴いてみてもらえたら嬉しいです。