LPM-0208 CLOSEUP 02 about LPM-0208 from KAZUTAKA OITA ~キーボード 笈田和孝 LPM-0208 『 It's Party Time. 』 を語る!!~

DJで出演したパーティー
DJとして出演したパーティー

EDMにドハマりな2012年夏
EDMにドハマりな2012年夏

約2年ぶりの新曲 LPM-0208 『 It's Party Time. 』 がついに完成しました。
この曲、サビの部分だけではありますが、今から約1年半前である2012年の夏にはできていました。


1年半前といえば、ちょうどクラブミュージックではEDM(Electronic Dance Musicの略)と呼ばれるジャンルが流行っていました。
とても聴いてて気持ち良く、クリエイター心をくすぐられ、ラブピースモードのEDMを作りたい!と思い、作り始めたのを覚えています。


アレンジに時間がかかってしまったということと、当時メンバーのスケジュールがタイトで活動が難しかったこともあり、アレンジ自体は完成していたのですが、なかなか制作が進まずにいました。


めまぐるしく変化していくクラブミュージック。そうこうしているうちに、当時目指していたEDMの音が、また新しいEDMの音へとさらなる進化を遂げ、完成したアレンジが次第に色あせ、古くさくなっていってしまいました。
クラブミュージックをこよなく愛している人やその手のDJが聴けば一発でわかる、そんな色あせ方だったのです。


LPMで一番好きな曲かなー♪
LPMで一番好きな曲かなー♪

みんなでパーティーしよう!
みんなでパーティーしよう!

いわゆる「今の音」を作りたくて作り始めた曲なのに、そんな色あせてしまったアレンジで制作を進めリリースしても、絶対に後悔するのは目に見えていました。
ではどうすれば良いのだろうかといろいろと考えた結果、さらなる進化を遂げた新しいEDMの音にアレンジを見直し、近づけるのではなく、一度EDMから離れ、EDMというフォーマットにラブピースモードをあてはめるのではなく、今ラブピースモードに必要なエッセンス、今回の曲のテーマや世界観、そしてメロディーやボーカルsakiの歌を、より輝かせてくれるような要素がEDMにあるなら、少しだけ着飾らせてもらう、そんなアレンジをもう一度作り直すことにしました。


今完成した音を聴いてみると、この曲ってポップス?クラブミュージック?なんだろう?と思うような、ジャンルに縛られない新しい音が、結果できたのではないかと自負しています。
あの時アレンジを作り直すという決断ができて、今では本当に良かったなと思っています。


これでオリジナルバージョンは完成となりますが、リミックスとしてこの曲のEDMバージョンがあっても良いかもしれませんね。
そんな妄想はとりあえず置いておいて、次の楽曲LPM-0209のリリース?はたまたラブピースモードシーズン2初のライブ?へとつなげていけたらと、そう思っています。


そうそう、この曲のジャンルって実際のところなんなんだろうね?という話は、すでにメンバー間で話してて、ボーカルsakiが決めてくれました。
「パーティーミュージック」だそうです(笑)


(2014.04.05 配信)