LPM-0201 CLOSEUP 01 about LPM-0201 from KAZUTAKA OITA ~キーボード 笈田和孝 LPM-0201 『 ひかり 』 を語る!!~

完成しちゃったぜぇ~♪
完成しちゃったぜぇ~♪


インタビューらしく撮ってます(笑
インタビューらしく撮ってます(笑

■今回の曲はボーカル saki が作曲をされていますが、はじめこの曲を聴いた時の印象などをお聞かせください

そうですね。クローズアップでさきちゃんが書いていましたが、今回がさきちゃんにとってはじめてのオリジナルということを考えますと、正直ビックリしたのが本音です。はじめこの曲の鼻唄バージョンのファイルをもらって聴いたのですが、自分の歌いたいメロディーがしっかり詰まっているといいますか、やっぱり歌う人じゃないと出てこないメロディーだなと。もちろん鼻唄なので歌詞とメロディーしかないのですが、さきちゃんの頭の中でいろんな楽器がなっていたり、曲全体の「絵」みたいなものがハッキリ見えているんだなと。そういう印象を持ちましたね。なので今回の曲は自分は編曲、まぁアレンジという部分を担当しているわけですが、さきちゃんのはじめてのオリジナル曲というだけでなく、さきちゃんが作曲も担当している。ならば、さきちゃんの頭の中にある「絵」というものを、しっかりカタチにし、さきちゃんワールドを作り出すことが、今回の自分の役どころかなと思って作っていました。そういう意味も含めて考えると、今回の曲は、新生 LPM にふさわしい、そんな作品になったんじゃないかなと思っています。


■アレンジや演奏、ミックスなど、特に意識したことなどをお聞かせください

まずアレンジ面ですが、先ほどのさきちゃんワールドを目指すと同時に、ラブピースワールドにもなっていなくてはならないので、そういった部分を考慮しながら作業をしていました。まぁ自分の個性は打ち込みをしたりしていくなかで、嫌でも必ず出てしまうと思っていましたので、その辺はあまり気にはしていませんでしたね。
演奏面では、自分はピアノとバックコーラスを担当していますが、ピアノはデモの段階で録ったものを採用しています。というのは、弾きたいニュアンスがデモの時に凝縮されていたみたいで、何度か本番レコーディングとして録ることを試みたのですが、デモの時のものほど良いテイクが録れず、ならデモのピアノで良いやと(笑)。バックコーラスの方はフレーズを作るのにホント手こずりました。サビが中心となってくるのですが、サビのコード進行がちょっと癖のあるものにしちゃっていたので、3度とか5度とかっていう基本的なハモりが通用せず、すんごくきめ細かくフレージングしていきました。なんとか綺麗にハモれたのでホッとしています。
やっぱりいつも作業のここを重んじてしまうのですが、ミックス&マスタリングを一番慎重に行いました。まずは自分がミックスし、それをメンバーに確認してもらい、そして修正し、そしてまたメンバーに確認してもらってというような作業を半月ぐらいかな?何度も繰り返しました。この作業をやって思ったことは、田中さんがあまりにも耳が良くって、自分と同じぐらい、もしくはそれ以上?この作業を重んじているのがわかり、その結果、すんごく作品のクオリティーが上がったと思います。これからもリスペクトしている田中さんの耳に頼り、作業していきたいなと思っています(笑)。


■最後にホームページをご覧の皆さんにメッセージをお願いします

新生 LPM にふさわしい楽曲 LPM-0201 『 ひかり 』 がついに完成しました。諸事情がありリリースが予定より延びてしまっておりますが、近日中に配信できると思いますので、ぜひ聴いて、新しいラブピースワールドを堪能していただけたら嬉しいです。感想なども聞かせてくださいね。どうぞよろしくお願いします♪


(2007.02.25 配信)